北海道のスーパー・コンビニ事情|
長期滞在ノマドが知っておきたい買い物術
北海道でデジタルノマドをする。
そう決めたとき、
仕事場所やWi-Fi、キャンピングカーのことは調べても、
「毎日の食料をどこで買うか」
まで考えている人は、意外と少ないかもしれません。
でも、北海道で長期滞在するなら、
買い物は意外と重要です。
特に札幌のような都市部から離れて、
道北や道東などの静かな場所で暮らそうとすると、
都会と同じ感覚ではいかないことがあります。
今回は、
北海道で実際に暮らすことをイメージしながら、
初心者ノマドが失敗し、
中級者になり、
最後にはベテランノマドのように買い物をするまでを、
ストーリー形式で紹介します。
初心者ノマド|「必要になったら買えばいい」と思っていた
初めて北海道で長期滞在することになったAさん。
キャンピングカーを借りて、
好きな場所で仕事をしながら、
北海道をゆっくり回る予定でした。
「食料なんて、必要になったら買えばいいよね」
そう考えていました。
札幌にいるときは、
スーパーもコンビニもたくさんあります。
少し歩けば、
何かしらのお店が見つかります。
だから、
北海道の地方に行っても同じだと思っていました。
ところが、
札幌を離れてしばらくすると、
少しずつ様子が変わってきました。
「次のスーパー、どこだろう?」
スマートフォンで検索してみると、
思っていたより距離があります。
しかも、
今日は移動して、
そのあと仕事をする予定。
買い物のためだけに、
わざわざ大きく移動するのは面倒です。
そこでAさんは、
「とりあえずコンビニで買えばいいか」
と考えました。
ところが、コンビニだけでは長期滞在が大変だった
コンビニは便利です。
飲み物、
パン、
おにぎり、
お弁当、
お菓子など、
必要なものはある程度そろいます。
北海道では、
セイコーマートも大きな存在です。
北海道生まれのコンビニで、
店内調理の「ホットシェフ」など、
一般的なコンビニとは少し違った楽しみ方もできます。
Aさんも、
「これは便利だ」
と思いました。
でも、
何日か続けて利用していると、
別の問題が出てきます。
「野菜をもう少し買いたい」
「肉や魚をまとめて買いたい」
「飲み物を何本か買いたい」
「長期滞在だから、もう少し安く買いたい」
そう思うようになりました。
コンビニは、
「今必要なものを買う」
には便利です。
でも、
「数日分の食料をまとめて買う」
となると、
スーパーのほうが使いやすい。
ここでAさんは、
北海道での買い物には、
スーパーとコンビニを使い分けることが大切
だと気づきました。
中級者ノマド|「買い物の日」を作るようになった
Aさんは、
毎日買い物に行くのをやめました。
北海道では、
買い物そのものに時間がかかることがあります。
特に地方では、
「スーパーまでちょっと遠い」
ということもあります。
そこで、
大きな町に行く日を、
買い物の日にすることにしました。
例えば、
数日間は静かな場所で仕事をする。
その後、
町へ移動する。
スーパーで、
野菜、
肉、
魚、
卵、
牛乳、
飲み物、
パンなどをまとめて購入する。
そして、
また静かな場所へ戻る。
この方法に変えてから、
生活がかなり楽になりました。
スーパーでは「まとめ買い」しすぎない
ここでAさんは、
もう一つ北海道ならではのことに気づきます。
「たくさん買えばいい」
というわけでもありません。
キャンピングカーで生活している場合、
冷蔵庫の容量には限りがあります。
特に、
車内の冷蔵庫が小さい場合、
スーパーで安いからといって大量に買うと、
今度は収納場所に困ります。
そこで、
「数日分だけ買う」
ようになりました。
野菜も、
肉も、
飲み物も、
無理なく収納できる量だけ。
これだけでも、
車内生活がかなり快適になります。
中級者ノマド|スーパーを見つけたら場所を覚えておく
さらにAさんは、
気に入ったスーパーを見つけたら、
スマートフォンの地図に保存するようになりました。
「ここは品揃えがいい」
「ここは飲み物が安い」
「ここは惣菜が便利」
など、
自分なりの買い物情報を残していきます。
北海道を長く旅していると、
同じ道を何度も通るとは限りません。
だからこそ、
「この町に来たら、このスーパー」
という自分なりの買い物ルートを作っておくと、
次の滞在が楽になります。
北海道には、
大型スーパーから地域のスーパーまで、
さまざまな店舗があります。
例えばトライアルなども北海道各地に店舗があります。
ただし、
「北海道ならどこにでも大型スーパーがある」
とは考えないほうが安全です。
都市部と地方では、
買い物環境がかなり違います。
ベテランノマド|「町に入ったら補給する」が基本になった
北海道での滞在に慣れてきたAさんは、
もう、
「食料がなくなってから買い物に行く」
ことはしません。
考え方が変わったのです。
「町に入ったら、必要なものを補給する」
これが、
北海道で長期滞在するときの基本になりました。
たとえば、
次の数日間は山側へ行く。
その前に、
スーパーで食料を購入する。
ガソリンを入れる。
必要なら、
コンビニにも立ち寄る。
そして、
しばらく町から離れる。
こうしておけば、
「食べるものがない!」
という状態になりにくくなります。
コンビニは「食料庫」ではなく「便利な補給基地」
ベテランになると、
コンビニの使い方も変わります。
スーパーでは、
数日分の食料を買う。
コンビニでは、
足りないものを補う。
例えば、
朝食用のパン。
飲み物。
仕事中のおやつ。
ちょっとした惣菜。
そして、
疲れて料理をしたくない日の夕食。
北海道のセイコーマートでは、
店内調理のホットシェフの商品もあり、
おにぎりやカツ丼などを気軽に利用できます。
「今日は仕事を優先したい」
そんな日に、
コンビニで食事を済ませるのも、
長期滞在では立派な時間管理です。
北海道では「買い物=移動計画」の一部
ここまで経験すると、
Aさんは気づきます。
北海道では、
買い物だけを単独で考えない。
移動と買い物をセットで考える。
これが、
長期滞在を楽にするポイントだったのです。
例えば、
「明日は移動する」
↓
「その途中でスーパーに寄る」
↓
「食料を補給する」
↓
「ガソリンも入れる」
↓
「その先で数日仕事をする」
このように考えます。
北海道は広いので、
「スーパーまで5分」
という感覚ではなく、
「次の町に入ったら買い物をする」
という発想のほうが、
長期滞在には向いています。
失敗から学んだ、北海道の買い物術
Aさんが最初に失敗したのは、
都会と同じ感覚で考えていたことでした。
「必要になったら買えばいい」
ではなく、
「次に買える場所はどこか?」
を考える。
これだけで、
北海道でのノマド生活はかなり変わります。
初心者ノマド
まずは、
スーパーとコンビニの役割を分ける。
スーパー
→ 数日分の食料を買う。
コンビニ
→ 足りないものを補う。
これだけ覚えておけば十分です。
中級者ノマド
次に、
「買い物の日」を作ります。
大きな町に行ったら、
食料、
飲み物、
日用品などを補給する。
そして、
数日間は買い物をしなくてもいい状態にしておきます。
ベテランノマド
最後は、
買い物を移動計画に組み込みます。
「この先しばらく町が少ない」
と思ったら、
その前に補給する。
これができるようになると、
北海道の広さを、
不便ではなく、
自由として楽しめるようになります。
北海道の長期滞在では「買わない勇気」も大切
そして、
もう一つ大切なのが、
買いすぎないことです。
北海道のスーパーに行くと、
地元の商品や、
おいしそうな食材がたくさんあります。
「せっかくだから買ってみよう」
となります。
これは北海道旅の楽しみでもあります。
でも、
キャンピングカー生活では、
冷蔵庫も収納スペースも限られています。
買いすぎると、
今度は車内が狭くなります。
だから、
「今日食べたいもの」
「数日以内に食べるもの」
を中心に選ぶ。
北海道で暮らすように旅をするなら、
これくらいの余裕がちょうどいいのです。
北海道の買い物は「便利さ」より「計画」が大切
北海道で長期滞在すると、
最初は、
「買い物がちょっと大変だな」
と思うかもしれません。
でも、
慣れてくると、
それも北海道で暮らす楽しさの一つになります。
スーパーを見つけたら、
数日分を補給する。
コンビニを見つけたら、
必要なものを補う。
町を離れる前に、
食料と飲み物を確認する。
そして、
次に買い物できそうな場所を、
なんとなく頭に入れておく。
この習慣が身につくと、
北海道の長い道も、
だんだん怖くなくなります。
「しばらく何もない場所で仕事をする」
そのために、
町で必要なものを準備する。
それが、
北海道で静かに暮らすデジタルノマドの、
小さな生活術なのかもしれません。

