日本で使えるSIM・eSIM比較|短期旅行・1〜3か月・デジタルノマド向け
日本へ旅行することが決まった。
ホテルも予約した。
航空券も取った。
でも、意外と忘れやすいのが、
「日本でスマホをどうやって使うか」です。
日本に到着してから、
Google Mapsで駅を調べる。
翻訳アプリを使う。
ホテルに連絡する。
キャンピングカーの場所を確認する。
仕事のメールをチェックする。
日本旅行では、
スマートフォンのインターネット接続が
必要になる場面がたくさんあります。
そこで今回は、
日本で使えるSIM・eSIMの選び方を、
「短期旅行」
「1〜3か月の滞在」
「デジタルノマド」
という3つのケースに分けて紹介します。
日本到着直後、ネットが使えなくて困った
初めて日本へ来たアレックス。
日本旅行を楽しみにしていました。
空港に到着したら、
まずホテルへ向かう予定です。
「スマホは海外でも使えるから大丈夫」
そう思っていました。
ところが、
日本の空港に着いてから気づきました。
「あれ?日本でモバイル通信が使えない……」
空港のWi-Fiにつながれば、
とりあえず調べることはできます。
でも、空港を出てしまえば、
いつでもWi-Fiが使えるとは限りません。
そこでアレックスは、
日本で使えるSIMを探し始めました。
日本旅行ではSIM・eSIMの準備が重要
日本でスマートフォンを使う方法はいくつかあります。
代表的なのが、
海外SIMのローミング
日本のSIMカード
日本向けeSIM
モバイルWi-Fiです。
この中でも、
荷物を増やしたくない旅行者やノマドに人気なのが、
SIM・eSIMです。
SIMとeSIMは何が違う?
まず、ここを理解しておきましょう。
SIMカードとは?
スマートフォンに入れて使う、
物理的なSIMカードです。
カードをスマートフォンに挿入することで、
モバイル通信を利用できます。
SIMカードのメリットは、
eSIMに対応していないスマートフォンでも
利用できる場合があること。
一方、交換時に元のSIMカードを
なくさないよう注意が必要です。
eSIMとは?
eSIMは、
スマートフォンに内蔵されたSIM機能を利用します。
物理的なSIMカードを入れ替える必要がありません。
対応しているスマートフォンなら、
日本へ出発する前に購入して、
必要な設定を済ませておくこともできます。
そのため、
「日本に到着した瞬間からインターネットを使いたい」
という旅行者には便利な選択肢です。ただし、
すべてのスマートフォンがeSIMに
対応しているわけではありません。
購入前に、
eSIM対応機種かどうかを必ず確認しましょう。
初心者ノマド
短期旅行ならeSIMが便利
アレックスの日本滞在は、
最初は10日間の予定でした。
観光が中心なので、
必要なのは、
Google Maps
翻訳アプリ
メッセージ
SNS
Web検索
などです。
仕事で大量のデータ通信をする予定はありません。
そこで、
短期旅行向けのSIM・eSIMを探しました。
ここで大切なのは、
「何日間使えるか」です。
3日間の旅行なのか。
7日間なのか。
15日間なのか。
30日間なのか。
滞在日数に合ったプランを選びます。
短期旅行では
「大容量=正解」ではない
初心者がよくする失敗があります。
それは、
「とりあえず一番大容量を買っておけば安心」
と考えること。
もちろん、
データ容量が多いほうが安心な場合もあります。
しかし、
ほとんど使わなければ、
余った容量が無駄になることもあります。
短期旅行なら、
自分の使い方に合った容量を
選ぶことが大切です。
中級者ノマド
1〜3か月滞在するなら?
アレックスは、
日本が気に入りました。
10日間の予定を変更して、
さらに日本に滞在することにしました。
ここから、SIM選びが少し変わってきます。
1〜3か月滞在するなら、
短期旅行用eSIMを何度も購入する方法だけでなく、
30日単位のプランや月額タイプ
も比較してみましょう。
1か月使ってから
判断する方法もある
1〜3か月の滞在でも、
最初から3か月分を決める必要があるとは限りません。
30日程度のプランを利用して、
実際のデータ使用量を確認する。
そして、
必要なら追加チャージや次のプランを検討する。
この方法なら、
「思ったより使わなかった」
「逆にデータが足りなかった」
という失敗を減らしやすくなります。
デジタルノマドになると
必要な通信量が増える
ここでアレックスの生活が変わりました。
観光だけなら、
スマホの通信量はそれほど多くありませんでした。
ところが、
仕事を始めると違います。
パソコンをスマートフォンにつなぐ。
オンライン会議をする。
クラウドにファイルをアップロードする。
写真や動画を送る。
Webサイトを更新する。
SNSを管理する。
こうなると、
通信量は一気に増える可能性があります。
デジタルノマドは
「テザリング」を必ず確認
デジタルノマドの場合、
SIM・eSIMを選ぶときに、
ぜひ確認してほしいのが、
テザリングです。
スマートフォンのモバイル通信を、
パソコンやタブレットなどでも利用する機能です。
たとえば、
キャンピングカーの中で仕事をするとき、
Wi-Fi環境がない場合でも、
スマートフォンからパソコンへ通信を共有できます。
ただし、
すべてのプランで同じ条件とは限りません。
契約前に、
テザリングの可否や利用条件を確認しましょう。
ベテランノマド
キャンピングカーで日本を移動するなら?
ここから、
さらに重要になります。
都市部のホテルに滞在するノマドと、
キャンピングカーで日本を移動するノマドでは、
SIM選びのポイントが違います。
北海道の郊外。
山間部。海沿い。小さな町。
都市部から離れるほど、
通信環境について考える必要があります。
「日本全国で使える」と
「どこでも快適」は違う
SIM・eSIMの商品説明を見ると、
「日本全国で利用可能」
という表示を見かけることがあります。
しかし、これは、
日本中のどこでも同じように高速通信できる
という意味ではありません。
場所によって、
電波状況や通信速度が変わることがあります。
特に、
キャンピングカーで地方を移動する人は、
通信エリアを確認しておきましょう。
ノマドがSIM・eSIMを選ぶ5つのポイント
ここまでの経験から、アレックスは、
SIMを選ぶときに5つを確認することにしました。
1.滞在期間
まず、
何日間日本にいるのか。
短期なのか。
1か月なのか。
3か月なのか。
滞在期間に合った商品を探します。
2.データ容量
観光中心なのか。
仕事中心なのか。
動画をたくさん見るのか。
パソコンをテザリングするのか。
使い方によって必要なデータ量は変わります。
3.テザリング
デジタルノマドなら、
特に重要です。
パソコンを使う予定がある場合は、
契約前に確認しましょう。
4.電話番号・SMS
すべてのSIM・eSIMに、
日本の電話番号が付いているわけではありません。
データ通信だけできればいいのか。
電話番号やSMSも必要なのか。
ここを確認します。
5.通信エリア
東京や大阪などの都市部だけなのか。
北海道や地方も移動するのか。
キャンピングカーで長距離移動するなら、
通信エリアも重要な判断材料になります。
日本で使えるSIM・eSIMを比較するときの考え方
SIM・eSIMには、
旅行者向けの短期商品から、
長期利用を想定した商品まで、
さまざまなタイプがあります。
たとえば、
IIJmioには訪日外国人向けのJapan Travel SIMがあり、
データ通信専用のプリペイドSIMとして利用できます。
Mobalにも、
短期旅行向けのeSIMや、
日本の電話番号・SMS・データ通信を利用できるプランがあります。
ただし、
料金・データ容量・利用期間などは変更される可能性があります。
「公式サイトで最新情報を確認してください」
SIM・eSIM比較表
| 比較ポイント | 短期旅行 | 1〜3か月 | デジタルノマド |
|---|---|---|---|
| 期間 | 数日〜数週間 | 1〜3か月 | 1か月〜 |
| データ量 | 少〜中 | 中〜大 | 大容量を検討 |
| eSIM | ◎ | ◎ | ◎ |
| SIMカード | ○ | ○ | ○ |
| 電話番号 | 必要に応じて | 必要に応じて | 必要なら重視 |
| テザリング | 確認 | 重要 | 非常に重要 |
| 通信エリア | ○ | 重要 | 非常に重要 |
| 追加チャージ | あると便利 | 重要 | 重要 |
SIMとeSIM、どちらを選べばいい?
アレックスは、
最後にこう整理しました。
eSIMが向いている人
日本到着前に準備したい
SIMカードを交換したくない
対応スマートフォンを持っている
短期旅行をする
海外のSIMをそのまま残したい
SIMカードが向いている人
eSIM非対応のスマートフォンを使っている
物理SIMのほうが分かりやすい
SIMカードを交換して利用したい
eSIMの設定に不安がある
ただし、
「eSIMだから簡単」
とは限りません。
購入前に、
スマートフォンの対応状況や、
SIMロックの状態、
利用開始条件などを確認しておきましょう。
日本に来る前のSIM・eSIMチェックリスト
出発前に、次の項目を確認しておくと安心です。
スマートフォン
□ eSIM対応機種か
□ SIMロックの状態を確認したか
□ 日本で利用できる端末か
□ 現在のSIMをどうするか決めたか
SIM・eSIM
□ 滞在日数
□ データ容量
□ 電話番号・SMSの有無
□ テザリング対応
□ 通信エリア
□ データ追加の可否
□ 利用開始のタイミング
日本到着前
□ eSIMを購入したか
□ 必要な設定を確認したか
□ QRコードなど必要な情報を保存したか
□ 重要な設定方法をオフラインでも確認できるようにしたか
そして、日本での旅が始まった
日本に到着したアレックス。
今度は、
スマートフォンを開いても、
困りません。
Google Mapsが使える。
翻訳アプリも使える。
ホテルにも連絡できる。
そして、
北海道へ向かいます。
キャンピングカーを借りて、
少しずつ都市部を離れていきます。
仕事をするときは、
スマートフォンからパソコンへテザリング。
観光するときは、
Google Maps。
夜は、
次の日のルートを調べます。
そこでアレックスは、
SIM・eSIM選びで一番大切なことに気づきました。
「安いSIM」より「自分に合うSIM」
最初は、
一番安いSIMを探していました。
でも、
実際に日本を旅してみると、
大切なのは価格だけではありませんでした。
必要なときに通信できる。
必要なデータ量がある。
仕事でテザリングできる。
移動先でも通信できる。
必要なら電話番号やSMSも使える。
つまり、
SIM・eSIMは、
「一番安いもの」を選ぶのではなく、
「自分の旅に合ったもの」を選ぶ
ことが大切です。
まとめ|日本のSIM・eSIMは「滞在期間×使い方」で選ぶ
日本で使えるSIM・eSIMを選ぶなら、
まず、
どのくらい日本にいるのか
を考えます。
そして、
何にスマートフォンを使うのか
を考えます。
初心者ノマド
数日〜数週間なら、
短期旅行向けのSIM・eSIM。
中級者ノマド
1〜3か月なら、
30日単位や月額タイプも比較。
ベテランノマド
キャンピングカーで移動しながら仕事をするなら、
データ容量・テザリング・通信エリアを重視。
そして、日本へ出発する前に、
「到着したらスマホが使える状態」
を作っておく。
これだけでも、
日本到着直後のトラブルをかなり減らせます。
日本でのノマド生活は、
仕事をする場所を選ぶだけではありません。
「どうやってネットにつなぐか」も、
快適なノマド生活を作る大切な準備です。
次に読みたい記事
日本到着後すぐ困らない!SIM・eSIMの設定方法
日本に到着してから、
「eSIMを買ったのにネットにつながらない!」
とならないために、
iPhone・Androidそれぞれの基本設定と、
日本到着後に確認したいポイントを紹介します。
