- 日本到着後のiPhone・Android設定ガイド| SIM・eSIMがつながらないときの確認ポイント
- SIMロックが解除されているか
- eSIM対応端末か確認する
- eSIMの設定にWi-Fiが必要か確認する
- 1.日本のSIM・eSIMが有効になっているか
- 2.日本のSIMがモバイルデータ通信に選ばれているか
- 3.データローミングを確認する
- 4.Wi-Fiを切って通信できるか確認する
- 5.電話・SMSが使えるか確認する
- 日本のeSIMを追加する
- 日本の回線をオンにする
- モバイルデータ通信を確認する
- データローミングを確認する
- キャリア設定アップデートが表示されたら
- SIM・eSIMを確認する
- 日本のSIMをモバイルデータ通信に設定する
- データローミングを確認する
- 日本でノマド生活を始めるなら
日本到着後のiPhone・Android設定ガイド|
SIM・eSIMがつながらないときの確認ポイント
日本に到着しました。
空港のWi-Fiにつないで、
「これで日本でもスマホが使える!」
と思って外へ。
ところが、
Googleマップが開かない。
LINEも送れない。
インターネットにもつながらない。
「SIMを買ったのに、なぜ?」
海外から日本へ来るデジタルノマドにとって、
これは意外と起こりやすいトラブルです。
原因はスマートフォンの故障とは限りません。
SIM・eSIMの開通、
モバイルデータ通信の設定、
データローミング、
APN、
デュアルSIMの設定など、
いくつか確認するポイントがあります。
この記事では、
iPhoneとAndroidそれぞれの基本設定と、
日本到着後に確認したいポイントを、
できるだけ難しい言葉を使わずに紹介します。
まず日本到着前に確認しておきたいこと
実は、
スマホの設定は日本に到着してから始めるより、
日本へ出発する前に確認しておく方が安心です。
SIMロックが解除されているか
海外で購入したスマートフォンの場合、
利用する通信会社が限定されていることがあります。
いわゆるSIMロックです。
日本のSIM・eSIMを利用する予定なら、
自分のスマートフォンが利用する通信会社に対応しているか、
事前に確認しておきましょう。
特に、
海外で購入したスマートフォンを持って日本へ来る場合は重要です。
eSIM対応端末か確認する
eSIMを購入したのに、
スマートフォンがeSIMに対応していない。
これでは設定できません。
また、eSIM対応でも、
端末のモデルや購入した国・地域によって
対応状況が異なる場合があります。
Appleも、eSIMの利用可否はモデルや国・地域によって異なると案内しています。
購入前に、
「自分のスマートフォンで、このeSIMが使えるか」
を確認しましょう。
eSIMの設定にWi-Fiが必要か確認する
eSIMは、
日本到着後に設定すればいい、
とは限りません。
通信会社によっては、
eSIMをダウンロード・アクティベートするために、
Wi-Fiなどのインターネット接続が必要になる場合があります。
Appleも、eSIM設定時には
Wi-Fiまたはモバイル通信ネットワークへの
接続が必要になる場合があると案内しています。
そのため、
空港などWi-Fiが使える場所で設定できるよう準備しておく
と安心です。
日本到着後、最初に確認する5つのこと
実際に日本へ到着したら、
何を確認すればいいのでしょうか。
まずはこの5つです。
1.日本のSIM・eSIMが有効になっているか
SIMカードを入れた。
eSIMをスマートフォンに追加した。
それだけで通信できるとは限りません。
通信会社によっては、
開通手続きやアクティベーションが必要です。
購入したSIM・eSIMの案内を確認しましょう。
「インストールできた」と「通信できる状態になった」
は別の場合があります。
2.日本のSIMがモバイルデータ通信に選ばれているか
海外SIMを残したまま、
日本のeSIMを追加する人もいます。
この場合、
2つの回線がスマートフォンに入っている状態になります。
そこで重要なのが、
「どちらのSIMをデータ通信に使うのか」です。
例えば、
海外SIM→ 自分の国の電話番号を維持
日本eSIM→ 日本でインターネットを利用
という設定にできます。
iPhoneではデュアルSIM利用時に、
モバイルデータ通信に使用する回線を選択できます。
Google Pixelでも、
データ通信・通話・SMSそれぞれに使用するSIMを設定できます。
3.データローミングを確認する
ここは、
初心者が一番迷いやすいところです。
結論から言うと、
データローミングは「必ずON」「必ずOFF」ではありません。
利用するSIM・eSIMの契約によって違います。
例えば、
旅行用eSIMでは、
「データローミングをONにしてください」
と案内される場合があります。
一方、
自分の海外SIMで日本のローミングを利用すると、
追加料金が発生する可能性があります。
そのため、
購入したSIM・eSIMの説明を最優先してください。
Appleも、
ローミングによって追加料金が発生する可能性があるため、
旅行中は通信プランを確認するよう案内しています。
Google Pixelでも、
データローミングを利用しないと
インターネットに接続できない地域がある一方、
通信会社によっては追加料金が発生する
場合があると案内しています。
4.Wi-Fiを切って通信できるか確認する
空港では、
無料Wi-Fiにつながっていることがあります。
その状態では、
日本のSIMが正常に動いているのか分かりません。
そこで、Wi-Fiを一度オフにします。
その状態で、
Google検索などを試してみましょう。
インターネットにつながれば、
日本のモバイル通信が利用できています。
ただし、
まだ設定が終わっていない状態でWi-Fiを切る必要はありません。
eSIMの設定や開通にWi-Fiが必要な場合は、
Wi-Fiを利用できる場所で作業を続けましょう。
5.電話・SMSが使えるか確認する
ここも重要です。
SIM・eSIMには、
大きく分けて、
データ通信中心のプランと
電話番号・SMSも利用できるプラン
があります。
データ専用SIMなら、
インターネットは使えても、
通常の電話やSMSが使えない場合があります。
これは故障ではありません。
「日本の電話番号が必要なのか?」
「インターネットだけ使えればいいのか?」を、
SIM・eSIM購入前に確認しておきましょう。
iPhoneの基本設定
ここからは、
iPhoneを使っている場合です。
iPhoneでは、
「設定」→「モバイル通信」から、
SIM・eSIMやモバイルデータ通信の設定を確認できます。
日本のeSIMを追加する
対応しているiPhoneでは、
「設定」
↓
「モバイル通信」
↓
「eSIMを追加」
などから設定できます。
通信会社によって、
QRコード、
キャリアアクティベーション、
eSIMクイック転送など、
設定方法が異なります。
そのため、
この記事では特定の方法を「正解」と決めつけず、
購入した通信会社の説明に従う
ことをおすすめします。
日本の回線をオンにする
複数のSIMを利用している場合、
日本の回線がオンになっているか確認します。
iPhoneのデュアルSIM設定では、
それぞれの回線をオン・オフでき、
モバイルデータ通信に使用する回線も選択できます。
モバイルデータ通信を確認する
「設定」
↓
「モバイル通信」
↓
「モバイルデータ通信」
を確認します。
日本で使うSIM・eSIMが選択されているか確認しましょう。
海外SIMを残している人は、
ここを間違えないことが重要です。
データローミングを確認する
「設定」
↓
「モバイル通信」
↓
日本で使う回線
↓
「データローミング」
などから確認できます。
ただし、
ここは契約によって設定が異なります。
SIM・eSIMの販売会社の説明を優先してください。
Appleでは、
モバイルデータ通信や
ローミングのオン・オフを設定できます。
キャリア設定アップデートが表示されたら
iPhoneでは、
通信事業者のネットワーク設定を更新するため、
キャリア設定アップデートが表示される場合があります。
通知が表示されたら、
内容を確認して更新しましょう。
キャリア設定のアップデートによって、
通信接続や5G、Wi-Fi通話などのサポートが改善・追加される場合があります。
Androidの基本設定
Androidは、
メーカーや機種によって設定画面が違います。
Samsung、
Google Pixel、
Xiaomi、
OPPOなど、
同じAndroidでも表示が
異なる場合があります。
そのため、
ここではGoogle Pixelを例に説明します。
SIM・eSIMを確認する
Google Pixelでは、
「設定」
↓
「ネットワークとインターネット」
↓
「SIM」
から、SIMの設定を確認できます。
eSIMを追加する場合は、
「SIMを追加」
↓
「eSIMを設定」
などから進みます。
日本のSIMをモバイルデータ通信に設定する
2つのSIMを利用している場合は、
日本で使うSIMを、
モバイルデータ通信のSIMとして設定します。
Google Pixelでは、
データ通信、
通話、
テキストメッセージについて、
それぞれ使用するSIMを指定できます。
データローミングを確認する
Androidでも、
ローミング設定を確認できます。
ただし、
iPhoneと同じく、
契約によって必要な設定が違います。
旅行用eSIMなどでは、
ローミングをオンにする必要がある場合があります。
海外SIMの高額ローミング料金を避けたい場合は、
海外SIM側の設定にも注意しましょう。
APN設定が必要な場合もある
「SIMを入れたのに通信できない」
という場合、
APN設定が原因のこともあります。
APNは、
スマートフォンを
携帯電話会社のデータ通信ネットワークへ
接続するための設定です。
ただし、
すべてのSIMで手動設定が必要なわけではありません。
SIM・eSIMによっては、
自動で設定されます。
手動設定が必要な場合は、
通信会社からAPN情報が案内されています。
その情報を確認してください。
分からないまま、
インターネット上のAPN情報を適当に
入力するのはおすすめしません。
「SIMを入れたのに通信できない!」とき
ここで、
実際のノマドの失敗を想像してみましょう。
日本到着。
空港でeSIMを設定。
「完了!」
と思ってレンタカーに乗りました。
ところが、
郊外へ出たところで、
Googleマップが更新されません。
そこで、
一つずつ確認します。
STEP 1
日本のSIM・eSIMが有効か確認。
STEP 2
日本のSIMがモバイルデータ通信に選ばれているか確認。
STEP 3
データローミングの設定を確認。
STEP 4
APN設定が必要な契約か確認。
STEP 5
機内モードを一度オン・オフする。
STEP 6
スマートフォンを再起動する。
STEP 7
それでもつながらなければ、
SIM・eSIMの通信会社へ問い合わせる。
ここまで確認しても通信できない場合、
スマートフォンの問題ではなく、
SIMの開通状態や通信会社側の問題
という可能性もあります。
初心者ノマドなら、まず4つだけ
初めて日本へ来る人は、
細かい設定を全部覚える必要はありません。
まず、
① SIM・eSIMが有効
↓
② 日本のSIMがデータ通信に選ばれている
↓
③ 契約どおりにローミング設定
↓
④ Wi-Fiを切ってインターネット確認
この4つを確認しましょう。
中級者ノマドなら「2枚のSIM」を使い分ける
海外SIMを残したまま、
日本のeSIMを追加する場合、
とても便利になります。
例えば、
海外SIM→ 自国の電話番号を維持
日本eSIM→ 日本でのデータ通信
という使い方です。
ただし、
2つのSIMが入っていると、
「どちらのSIMでデータ通信しているのか」
分からなくなることがあります。
SIMに名前を付ける
など、
自分で分かりやすく管理しておくと安心です。
iPhoneではモバイル通信プランの名称を設定できます。
ベテランノマドなら「データ使用量」まで確認
長期滞在するノマドは、
通信できれば終わりではありません。
動画、クラウド同期、写真のバックアップ、OSアップデートなどで、
思った以上にデータ通信を使うことがあります。
データ容量に制限があるSIMなら、
定期的に使用量を確認しましょう。
iPhoneでは、
アプリごとのモバイルデータ通信使用量を確認できます。
Google Pixelでも、
データ使用量を管理したり、
データセーバーを利用したりできます。
日本到着後に確認したいスマホチェックリスト
最後に、
空港や宿泊先で確認しておきましょう。
□ SIM・eSIMが有効になっている
□ 日本の回線がオンになっている
□ 日本のSIMがモバイルデータ通信に選ばれている
□ データローミングを契約どおりに設定した
□ APN設定が必要か確認した
□ Wi-Fiを切ってインターネットにつながる
□ Googleマップが使える
□ 翻訳アプリが使える
□ 必要なメッセージアプリが使える
□ SMSが必要なら受信できるか確認した
□ データ使用量を確認できる
□ 問題があればSIM・eSIM会社の問い合わせ先を確認した
スマホが使えれば、日本での移動がかなり楽になる
日本へ到着すると、
SIM、eSIM、Wi-Fi、ローミング、APN、デュアルSIMなど、
聞き慣れない言葉がたくさん出てきます。
でも、全部を理解する必要はありません。
大切なのは、
「日本で使うSIMが、正しくデータ通信できているか」
を確認することです。
Googleマップを開く。
翻訳アプリを開く。
メッセージを送る。
この3つを確認できれば、
日本到着直後の大きな不安はかなり減ります。
日本でノマド生活を始めるなら
スマートフォンは、
単なる電話ではありません。
地図。翻訳。予約。仕事。連絡。銀行や決済。情報収集。
日本で暮らすための、
小さな生活インフラです。
だからこそ、
日本へ到着してから慌てるのではなく、
出発前に端末を確認し、
到着後に通信を確認する。
この2段階で準備しておくと安心です。
そして、
もし通信できなかったとしても、
焦らないこと。
SIM・eSIMが有効か。
日本のSIMがデータ通信に選ばれているか。
ローミングは契約どおりか。
APNは必要か。
一つずつ確認していけば、
原因が見つかる可能性があります。
「つながらない!」から始まった日本旅行が、
「これで大丈夫」と思える瞬間に変わります。
